誰でも自分専用のChatGPTを作成できるGPTsの使い方 (2) - GPTの詳細な設定方法

前回は、GPT Builderを使用した対話による自分専用GPTの作成方法について見てきました。
この方法は自分の作成したいチャットボットのイメージを対話形式で伝えるだけで良いため気軽にできる反面、
細かい調整が難しいという欠点があります。

今回はGPT Builderを使用しない、GPTの詳細な設定方法について紹介します。

  1. 前回作成したGPTを用いて説明します。
    左上のGPTの名前をクリックして、表示されるメニューから「Edit GPT」を選択します。

    Edit GPTを選択

  2. GPTを調整する画面が表示されますが、ここで下の画像の「Configure」を選択します。

    Configureを選択

  3. すると、以下のような画面が表示されます。

    Configure
    Configure-2

  4. 設定項目は以下の通りです。

    • Name: GPTの名前
    • Description: GPTの説明
    • Instructions: GPTの動作を定義する指示文
      • 指示文はなるべく明確かつ具体的な指示にしましょう。
    • Conversation starter: 最初の会話の選択肢
    • Knowledge: GPTに知識として入力するファイル
      • 次回で扱います。
    • Capabilities: OpenAIの他サービスとの連携の可否
      • Web Browsing: インターネット検索の可否
      • DALL·E Image Generation: DALL-Eによる画像生成の可否
      • Code Interpreter: コード実行の可否
    • Actions: 外部サービスとの連携
      • 次々回で扱います。
  5. 修正が完了したら、右上の「Update」をクリックするとGPTが更新されます。

    Updateを選択
    Update完了

今回は、作成したGPTの詳細設定について見てきました。
次回は設定項目にあった「Knowledge」を使用して、簡単なGPTを作成してみようと思います。

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