Pythonで有効期限(TTL)付きキャッシュを実装する (3)
今回は、前回までに実装したTTLキャッシュデコレータに対し、
キャッシュのオン・オフを切り替える機能を追加します。
キャッシュオン・オフ切り替え機能の概要
今回追加するキャッシュ切り替え機能の仕様は以下のとおりです:
lru_cache
デコレータが付けられた関数にはuse_cache
引数が追加される。
この引数でキャッシュのオンオフを切り替えられるようになる。use_cache=False
と指定するとキャッシュを無視して実行される。
計算結果はキャッシュに保存される。- 再度
use_cache=True
とすると、キャッシュの内容が利用される。
実装方法
実装方法は色々と考えられそうですが、今回は以下のように行いました。